言わずとしれた
チャイコフスキーの名曲
1時間足らずの交響曲だが、俺にとっては思い出がある曲だ。
あれはまだ小学生のとき。
毎日
ピアノ、
クラシック、
PC(といってもフライトシュミレーターをやってた)
のループだった。
そんなある日伊豆半島に家族旅行へ行くことになった。
久々の家族旅行とあってワクワクドキドキしていた。
そして、当日。
俺は車の中で聞くためのCDを何枚か持って乗り込んだ。
その中にこの
チャイコフスキー作曲
交響曲第6番「悲愴」
のCDもあった。
当時の俺は好きな楽章しか聞かない主義だったから、家では第3楽章ばっか無限ループして聞いてた。
出発して1時間ぐらいたったところでラジオに飽きたのでCDを入れた。
そして例のごとく第1楽章、第2楽章を飛ばそうとした。
が、親父が
「たまには第1楽章からきけよw」
と言ったので自重した。
静岡県に入ったころだろうか、ついに、第3楽章キタ━━(゜∀゜)━━!
ウハウハだったww
この第3楽章は、「悲愴」と言う副題にも関わらず、行進曲と言いますか、「さあ!行こう」みたいな曲調なんだ。
それゆえ俺は今でも好きww
悲愴聞く度に
必ず思い出す。
あの風景。
あの天気。
あの公園。
あの直角滑り台。
あのトランポリン。
あの海の臭い。
あの波の音。
あの親父との対談。
あの抹茶ゴーフレットの味。
あの熱海の駅。
多分思い出さなかったことはない。
絶対出てくる。
それほど、思い出のある曲。
多分、ここまで鮮明に曲で思い出せるのはこの旅行だけだとおもう。
あのころに戻りたい。
あのころはまだ親父は元気だったのに、今じゃ無口同然になってしまったorz.
あのころはまだオタクでもなんでもなかった。
あのころはなんも悩みもなかった。
はぁorz.