とある人「なんで、ラズパイ上でファイル書かないの?」
すべてはここから始まった
はい、中の人です。
できるんだけど、理由があるんだ・・・。
ということで、本日は番外編。
ラズパイのCLIのテキストエディタvi(vim)について、書いていこうと思う。
Linux系のOSには大体vimというテキストエディタが入っている。
このエディタを使いこなせると、だいたいのLinuxで通用するため、覚えて損のないテキストエディタ。
ラズパイのOS、Raspbianにも例にもれずにインストールされているのだが、これがすんごく使いずらい。
具体的に書くと、
・バックスペースが使えない
・矢印キーを押すと「ABCD」とか入力される
などなど、すんごくイライラする。
今日はこいつをまともに使えるようにしようと思う。
そもそも、Raspbianに入っているvimを見てみると・・・
【pi@raspberrypi:~ $ dpkg -l|grep vim】フルパッケージのvimではなく「vim-tiny」という、機能削りまくったクソエディタが入っている。
こいつをvimのフルパッケージにすれば直る。
まずはこのクソエディタをアンインストールする。
bye bye vim-tiny for ever
【pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get --purge remove vim-common vim-tiny】
で、正規のvimをインストールする。
【pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install vim】
これでインストールは完了。
早速使ってみよう。
【pi@raspberrypi:~ $ vi test.txt】
うまくいきましたね。
バックスペースも矢印キーも想定通り動く。
また、左下には「-- 挿入 --」って出るようになって、ようやくまともなvimになった。
ということで今回は使えないvimを使えるvimにしました。
以上、番外編でした。