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大型トラックでリコール 車両火災も、三菱ふそう
三菱ふそうトラック・バス(東京)は31日、エンジン部品の不具合で潤滑油が漏れる恐れがあるとして、大型トラック「ふそう」396台(昨年10月−今年5月製造)のリコールを国土交通省に届けた。
国交省と同社によると、潤滑油漏れの報告が3−5月に全国で計7件あり、このうち群馬県安中市では4月27日、車両が全焼した。5月23日にも静岡県長泉町を走行中の同車種の車両から出火、リコール対象の不具合が原因になった可能性が高いという。けが人はなかった。
エンジンのピストンを冷やす潤滑油の噴射装置が正常に作動せず、ピストンに亀裂や焼きつきが生じた場合に潤滑油が飛散、白煙が生じたり、火災が起きたりする恐れがある。
以上。