はい、レミゼのガラコンサートを見てめちゃめちゃ感動した中の人です。
レ・ミゼラブル(Les Miserables)
ヴィクトル・ユーゴーの同名小説を、作曲家クロード=ミッシェル・シェーンベルクと作詞家ハーバート・クレッツマーが唄と曲を付けたミュージカル。
通称、レミゼと呼ばれる。
1985年ロンドンで初演され大ヒット。1987年にはブロードウェイで上演された。
そして、同年のトニー賞で8部門の賞に輝いた。
日本でも1987年から東宝により帝国劇場で上演されている。(今日、千秋楽だったので"いた"かな。)
あらすじ(一部。なぜなら、全部書くとめちゃめちゃ長い><)
パンを盗んだがために19年間も投獄されていたジャン・ヴァルジャンの生涯を描いている。
出獄の後、マドレーヌと名前を偽ってモントルイュ=スュール=メールで起業する。
この産業が成功し、人望を集めた結果、国王から市長になるよう命じられる。
このミュージカル、同じようにブロートウェイで上演されているCATSと同じで、ほっとんどセリフはなく、歌で繋がれていく。
なので、ガラコンサートと言ってもミュージカルのほとんどが見えてしまうw
いやぁ、すごかった。
まず、バックにフルオケ+大人数のコーラス隊。
そして、出演者がめちゃめちゃ歌がうまい。
子役まで歌がうまいときてた。(コゼットの娘可愛かった)
ジャン・ヴァルジャンの人の声はテノールの艶のある良い声だった。
あれはカッコいいよ。ほんと。
ちなみに、日本版初演の時のジャン・ヴァルジャンは鹿賀丈史w
ファンティーヌ、エポニーヌ、コゼット(大人)の声はすごく良かった。(ヴィジュアルは別として)
特にエポニーヌはすごく良かった。
ちなみに、日本版第10代エポニーヌはあの声優の坂本真綾w
マリユスは個人的に残念だったな。
他がすごく声出していたためになんか弱々しく見えた。
ちなみに、日本版初代マリウスは野口五郎、さらに第14代マリウスは山崎育三郎w
テナルディエ、テナルディエ夫人の時の盛り上がりがヤバかったwww
この2人、金で釣れる人たちwww
どうしようもないwww
見かけは2人とも太っているw
ファンティーヌが自身の子供コゼットをあづけた宿屋の夫妻。
ちなみに、日本版第9代テナルディエ夫人は森久美子wwwww(納得w)
革命軍の中に12歳の少年ガブローシュがいるのだが、この子もすごかった。
なんていうか、大人顔負けの声だった。
ちなみに、日本版現ガブローシュは3キャストで1人は加藤清史郎www
また、このミュージカル、音楽もいいんだ。
特に耳に残るのが
・Do You Hear the People Sing? (The People's Song)(民衆)
・One Day More(民衆)
・On My Own(エポニーヌ)
・Valjean's Confession(ジャン・ヴァルジャン)
・Finale(全員合唱)
Do You Hear the People Sing? (The People's Song)
たぶんこのミュージカルで有名な曲の1つ。
革命を起こす民衆たちが歌いあげる曲。
最後に赤い旗が振られるのだが、この時が一番カッコいいw
One Day More
革命前日に歌われる合唱。第1部の最後に歌われる。
それぞれがそれぞれバランバランのリズムで歌う、まるでメドレーの様な音楽になってる。
On My Own
エポニーヌが歌うアリア。
マリウスを頂点としてエポニーヌ、コゼット(大)と三角関係がありまして、マリウスはコゼットを取り、エポニーヌを振る。
振られたエポニーヌはマリウスのいるバリケードで行く。
そこで、マリウスからコゼットに渡してほしいと言われ、コゼットに手紙を届ける
その帰りに歌う曲。
ちなみに、この後エポニーヌはバリケードに戻る際、手のひらと胸に銃弾を受け、マリウスの胸の中で亡くなる。
革命軍1人目の犠牲者となる。
Valjean's Confession
ジャン・ヴァルジャンが死ぬ間際に歌う曲。
マリウスによりコゼットと離されたジャンは一人ぼっちになってしまう。
そんなさなか、テナルディエがマリウスに「瀕死だったお前を救ったのはジャンだ」と聞かされ、恩をあだで返したことを後悔し、ジャンのところに急行するが、もうジャンは危篤状態であった。
ジャンは、遺書を残し、先になくなったファンティーヌとエポニーヌに導かれて永遠の旅に出る。
この遺書には、コゼットに黙っていた自分が盗人であるジャン・ヴァルジャンであることなどが綴られていた。
Finale
全員合唱の一番すごいところ。
全員で「民衆の賛歌」を歌いあげて、幕が降りる。
今日の放送見て、すごく生で見てみたいと思った。
俺はかなり前に一度本で読んだんだ。
たしか、ジャンが市長になるところまでだったかな。
ファンティーヌが工場長に追い出され娼婦になってしまったところぐらいまでしか読んだことなかった。
なので、なんて暗い話なんだと思ってた。
今日見て、その考えが180度回転した。
すごくいい話じゃん。
俺が年取って少しは話が理解できる年になったってのも1つ要因かもしれない。
ジュベール警部とかもう、存在すら分からなかったからね。昔はw
ようやく、話が分かってすごくすっきりした。
やっぱり、ミュージカルはいいね!